QYLD回復、ホンダ赤字。それでも不動産を選ぶ理由。2026年3月

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「やっぱり不動産より株の方がいいのか?」
逆に「こんな相場なら、やはり現物の不動産を増やした方がいいのか?」

最近、私はこの問いを改めて考えています。

理由は3つです。
1つ目は、QYLDの値段がこの1年でかなり戻ってきたこと。
2つ目は、これまで注目してきたホンダが通期で赤字見通しになったこと。
3つ目は、中東情勢の緊張で原油価格や世界経済の先行きが不透明になっていることです。

こうなると、単純に「高配当だから株」「融資が使えるから不動産」と決め打ちするのは危険です。

今回は、QYLD・ホンダ・中東情勢を材料にしながら、
今の局面で不動産と株、どちらに投資していくべきかを、私なりに整理してみます。

目次

QYLDの価格は戻ってきた。でも“戻ったから安心”ではない

QYLDは3月20日時点で、Global Xの公表ベースでNAV17.21ドル、時価17.20ドルです。2025年春の水準と比べると、かなり戻してきた印象があります。実際、2025年4月の分配月には終値ベースで16.01ドル、2025年3月には16.96ドルという水準も見られました。

QYLDを見ていると、どうしても
「毎月分配がもらえる」
「価格も戻ってきた」
という点に目が行きます。

実際、こういう局面では安心感があります。
下がっていた資産が戻ってくると、気持ちとしてはかなり楽になります。

ただ、ここで冷静に考えたいのは、QYLDは大きな値上がりを狙う商品ではないという点です。

QYLDの魅力は、やはり毎月の分配金です。
一方で、強い上昇相場でも株価そのものが大きく伸びやすい商品ではありません。

つまり、QYLDが戻ってきた今に考えるべきことは、
「これから爆発的に増える資産なのか」ではなく、
「毎月のキャッシュフローを支えてくれる資産なのか」

という視点だと思っています。

私はQYLDを否定しているわけではありません。
むしろ、キャッシュフロー目的で持つ投資先としては十分魅力があると感じています。

ただし、資産形成の主力にするには少し弱い。
ここが、以前よりはっきりしてきました。

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ホンダが赤字見通しになって見えた、個別株の難しさ

一方で、ホンダはかなりインパクトのある修正を出しました。
2026年3月期の見通しを修正し、連結最終損益は黒字予想から赤字見通しへ転換。Reutersも、上場以来初の通期赤字となる可能性を報じています。会社側はEV戦略見直しに伴う費用や損失計上を理由に挙げています。

ホンダは日本を代表する優良企業です。
それでも、事業環境の変化、競争環境、戦略修正によって、ここまで急に見通しが変わる。

ですが、優良企業だからといって、業績がずっと安定するわけではない
今回の赤字見通しは、その現実を改めて見せてくれました。

個別株は、会社が良いか悪いかだけでは決まりません。

為替、景気、競争環境、EV戦略、政策、世界情勢。
こうした外部要因が一気に重なると、業績見通しは大きく変わります。

つまり、ホンダの件から学べるのは
「有名企業なら安心」ではなく、
「個別株は想定以上にブレることがある」

ということです。

高配当株投資は魅力があります。
でも、個別株に資金を寄せすぎると、思った以上に値動きや業績変化の影響を受けます。

この点は、不動産との大きな違いでもあります。

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中東情勢が不動産と株の両方に効いてくる理由

さらに今は、中東情勢の緊張がマーケット全体に重くのしかかっています。Reutersは、ホルムズ海峡を巡る混乱やエネルギー供給不安で、原油価格が大きく上昇していると報じています。実際、3月中旬にはBrentが100ドル超まで上昇した局面もありました。

これが厄介なのは、株だけの話ではないことです。

原油高が進むと、

  • 物流費が上がる
  • 建築コスト、修繕コストが上がる
  • 金利低下期待が後退しやすい
  • 消費が鈍って企業業績も重くなる

という流れになりやすいです。
つまり、不動産にも株にも逆風になり得るわけです。

この状況で大事なのは、
「どちらが絶対に安全か」を探すことではなく、
自分がコントロールしやすい投資先はどちらかを考えることだと思っています。

今の局面で私なら、不動産を主軸、株を補助にする

結論から言うと、今の局面で私なら
主軸は不動産、補助で株
にします。

理由はシンプルです。

1. 不動産は“自分で利回りを作りにいける”

株は相場の機嫌に左右されます。
QYLDが戻るか、ホンダが立ち直るか、中東が落ち着くか。
このあたりは自分でコントロールできません。

でも不動産は、

  • 物件価格の交渉
  • 融資条件の調整
  • 家賃設定
  • リフォーム方針
  • 出口戦略

こうした要素で、ある程度は自分で収益性を作りにいけるのが強みです。

2. 融資を使える

現金100万円を投じたとき、株は基本的に100万円分しか買えません。
一方で不動産は、融資が使えれば数倍の規模の資産を動かせます。

レバレッジは怖さもありますが、
きちんと物件を選び、返済計画を見ながら進めるなら、資産形成を加速させる力になると思っています。

3. キャッシュフローの安定感はQYLDより読みやすい場合がある

QYLDは分配が魅力ですが、元本の伸びは限定されやすいです。
不動産は空室や修繕のリスクがある一方で、
入居が決まっていれば、毎月の家賃収入は比較的読みやすいです。

しかも、自分で現場を見て、数字を見て、買うかどうかを判断できます。

この「自分で判断できる感覚」は、私にとってかなり大きいです。

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ただし、全部を不動産に振るのも危ない

とはいえ、不動産一本に絞るのも危険です。

中東情勢による資材高や金利動向、景気減速は不動産市場にも響きます。
また、不動産は流動性が低く、すぐ売れない。
修繕が重なると、想定利回りは簡単に崩れます。

不動産には、不動産のリスクがあります。

  • 空室
  • 修繕費
  • 入居者トラブル
  • 金利上昇
  • 売りたい時にすぐ売れない
  • 想定家賃より弱いエリアもある

このあたりは、株とは別の重さがあります。

だからこそ私は、
不動産を主軸にしつつ、株は補助として持っておく
という形がちょうどいいと感じています。

たとえば考え方としては、

  • 主力資産は不動産
  • 流動性確保のためにETFや現金も持つ
  • QYLDはキャッシュフロー枠で一部持つ
  • 個別株は比率を上げすぎない

このくらいのバランス感が、今の相場では一番しっくりきます。

では、これから何をテーマに投資していくのか

私の答えは、
「毎月のキャッシュフローを生む資産を中心にしつつ、値上がり益も少し取りにいく」
です。

QYLDは、毎月の分配を受け取るという意味では魅力があります。
でも、資産形成のエンジンとしては少し弱い。

ホンダのような個別株は、当たれば大きいです。
ただし、想定外の業績悪化や戦略変更を受けるリスクがあります。

その中で私が重視したいのは、
自分で判断しやすく、毎月の現金収入につながる投資です。

そう考えると、今の私の答えはやはりこうなります。

「まずは不動産。だけど株は捨てない。」

このスタンスが、今の不安定な相場の中では一番現実的だと感じています。

まとめ:2026年3月の答えは「二択ではなく、主従を決める」

QYLDが戻ってきた。
ホンダは赤字見通しになった。
中東情勢で世界経済は読みにくい。

こういう時に大事なのは、
「不動産か株か」を一発で決めることではなく、
自分の資産形成で何を主役にするかを決めることだと思います。

今の私は、こう考えています。

  • 主役は不動産
  • 株は補助
  • QYLDはキャッシュフロー目的で一部
  • 個別株は比率を抑える

相場が不安定な時ほど、派手な一発よりも、
毎月のキャッシュフローを積み上げられる投資を大事にしたいです。

今後も、実際の投資判断やリアルなお金の流れを、このブログで正直に書いていこうと思います。

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